2019.02.04

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上田宗箇流お茶会(年長組)

2019年 1月

年長組では、毎年この時期に
上田宗箇流の山本宗佳先生がお見えになり、
お茶会を開いてくださっています。
今年も幼稚園のホールで行いました。

「日本文化の伝承~アクティブラーニング~」をコンセプトに
子どもたちが、
もてなす側ともてなされる側に分かれ、

そのどちらをも経験できるようにと
会を進めてくださいました。

子どもたちは前日、懐紙を作ることからはじめました。

秋の大学祭の時に一度お会いしたことのある

上田宗箇流、山本宗佳先生のお点前

まずは、きく組から参加しました。

壁には、新年の「おめでとうお茶会」の文字

心も体も環境も準備万端ですが、
?
ホールの照明を落とし、
大変雰囲気のある中でのお茶会。


とても緊張気味に参加しました。

前日に作っていた懐紙の上の
和菓子は、

本当に上品なお味でした。

その後のお抹茶は、
初めて口にする子もいましたが、


みんな、背筋を伸ばしてとても礼儀正しい姿で

その場の空気にしっかり溶け合い、

いただくことができた年長児でした。
? 今日は、上田宗箇流お茶会によくご招待される
本学の木谷専務理事さんが、園長と共に
お茶を立てるお手伝いを
してくださいました。

?
続いて、ゆり組です。

和菓子をいただいた後の懐紙は、

自分で懐にしまっておくということを

きちんと考えながら行動している姿に
? 山本先生がすごく褒めてくださいました。
その間にも、木谷専務理事さんは、
子どもたちのためにおいしいお茶を
立て続けてくださいました。

山本先生が立ててくださったお茶は、
正客さんがいただきます。

みんなのお茶ができるまで、

目を閉じてみましょう…と山本先生。

目を閉じていると、

だんだん気持ちが落ち着いてくるのが
分かりますよ…と。


時間にして、
一クラス30分余りのお茶会でしたが、


気持ちを集中させて取り組む姿に
大変感心しました。


生まれてたった6年しかたっていない
子どもたちなのに…と、


放課後、
しみじみと今日の姿を思い出しながら、

?
感慨深く園長と話しました。

日常の園生活であって
非日常な活動も経験しながら

今日は『凛とする』感覚を
味わわせていただきました。


山本宗佳先生、そして、木谷専務理事様
年長児のために貴重な時間を設けていただきまして
本当にありがとうございました。