年長組 上田宗箇流お茶会

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2020年 1月

年長組では、毎年この時期に
上田宗箇流の山本宗佳先生がお見えになり、
お茶会を開いてくださっています。
今年も幼稚園のホールで行いました。

壁には、新年の「おめでとうお茶会」の文字、
雰囲気もばっちりです。


「日本文化の伝承~アクティブラーニング~」
をコンセプトに、
もてなす側ともてなされる側に分かれ、
そのどちらをも経験できるようにと
会を進めてくださいました。

まずは、ゆり組から参加しました。


前日に作っていた懐紙の上の和菓子は、
本当に上品なお味でした。




山本先生が立ててくださったお茶は、
まず、お正客さんがいただきます。


その後のお抹茶は、
みんな、背筋を伸ばしてとても礼儀正しい姿で
いただくことができました。


茶道とは、
味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚…
五感を研ぎ澄ませた活動です。


心穏やかに、参加する中で
気付くことも多かったように感じました。


しげしげと、器を眺める子もいて、
子どもたち、なかなか立派です。

 

上田宗箇流では、男性はこぶしを握り
膝の横に置くのが作法ですが、
そのことを心がけ、
真剣に参加していますね。


とても緊張気味に
参加したゆり組さんでしたが、
担任に、「教室に戻るまでがお茶会だよ」と
言われたことを守り、山本先生にお礼を言い、
心静かに退室していきました。


続いて、きく組です。
入室時には、入り口で、衣装を身に纏った方が、
鈴を鳴らし、厄払いして下さいました。


その、厳かな雰囲気を感じる中での入場です。
子どもの緊張感を物語る、
心を込めたお辞儀です…


お抹茶が苦手な子は、飲めないことを
心配している子もいましたが、


あからさまに「嫌い」
「おいしくない」という言葉は
失礼にあたるということも、
さすが年長、よく分かっているので、
担任とのこっそり合図を作っておきました。


お抹茶がどうしても苦手で、
いただくことが難しい時には、
その合図で、アイコンタクトだよ!と
いう約束もばっちり!


 おかげで、みんな安心して
参加することができました。

お茶会後の子どもの感想はさまざまで、
「初めは緊張していたけど、
やっていたら楽しくなってきた…」と
言う子が多かったです。


お菓子がふわふわしていて
おいしかったという子、
お抹茶も「おいしかった~」という子もいて、


そのおいしさに、子どもの緊張も
ほぐれたのかもしれませんが、


「お抹茶をおいしいと感じられること自体が、
素敵なことだよね!」と、放課後、
職員で話が盛り上がりました。


きく組さんも、教室に戻るまで、
いい緊張感を持続させているようでした。
子どもの摺り足が、何とも愛おしく、
立派に参加する年長児を誇らしくさえ感じ、
山本先生からもお褒めの言葉を戴きました。


時間にして、
一クラス30分余りのお茶会でしたが、

日常の園生活であって
非日常な活動も経験しながら
今日は『凛とする』感覚をしっかり
味わわせていただきました。

山本宗佳先生、
年長児のために貴重な時間を設けていただきまして
本当にありがとうございました。