挑む心~将棋~(年長)

カテゴリー: 年長

???2021年 12月

年長児の室内遊びでは、今、将棋が流行っています。
将棋に詳しい子どもが、遊び始めて、
少しずつ、広がっていきました。?



駒の動きに、矢印が付いているので、
やり方がわからない子も、
見ていると、少しずつ分かってくるようです。



やってみたくても、勝敗のあるものなので、
はじめは負けを逃避して、
やってみようとしない子もいました。

???

担任が、A君と本気勝負をして、
あっさり負けてしまった時……、
本当に、とっても悔しかったです(笑)。



そして、たくさんの子どもの見ている前で、
「負けるからもうやりたくない!!」と、
とてもオーバーに悔しがって見せました。

すると、『強い人とやらないと、強くならないんだよ…』
というA君の冷静な(苦笑)言葉が返ってきました。



そばで、この言葉を聞いていた子どもたちにも、
深く深く感じとれた言葉のようでした。
恥ずかしながら、大人の自分にとっても。




その後、今まで、やりたくても
しようとしていなかった子どもたちも、
少しずつ将棋をするようになっていきました。



負けることは悔しい!!
しかも、勝負をして、もしも負けたら、
『負け』を、自分で受け入れなければならない。
それは、並大抵のことではありませんよね。

?

それでも、日々、
遊び続けている姿からは、

将棋という遊びを通して、『心の強さ』も、
育まれてきているように感じました。



『強い』と思っていた相手に勝てた時には、
その喜びはとても大きく、
集いでもその話題が上がります。

「前に、A君が言ってくれた
『強い人とやらないと、強くならないんだよ…』
という
言葉の通りだね…」と話すと、



ほかの子どもたちも、
「今日は外で、B君と、
リレーの相手になった!!」と。
(※B君とは、みんなから、
足がとっても速いと思われている子)
(速いB君に挑んだんだ……)


今はまだそんなにうまくできないけど…という自分…
今はまだそんなに強くないけど…という自分…
それを受け入れられることも、成長のあかし。

自分にないものを持つ友だちに憧れながら、
湧き上がる思い

『もっと、強くなりたい』
『もっと上手になりたい』『もっと速く走りたい』…
友だち関係も、
ぐんと深いものになっています。


友だちに『挑む』心も、また、成長のあかし。

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