幼稚園の2学期が、9月3日より始まりました。 「待ってました!」のごとく、登園してきた子どもたち。 園の様々な自然物も、子どもたちの登園を今か今かと待ち侘びていたのでしょう、 早速、子どもたちを歓迎してくれているようです。
天敵にやられたであろう半身になったヘビが、園舎裏に横たわっていました。
大人から見て、あまりにグロテスクなヘビの死骸に、子どもの登園前にどうしておくか・・・と
職員間で話になりましたが・・・そのありのままを残して、登園時間を迎えることにしました。
登園後、早速それを見つけた子どもたち、関心を大にして、観察。
職員たちの予想に反して、子どもたちは、超接近での観察・・・というか凝視・・・
そして一歩離れて、冷静に会話を始めました。
子どもたちの声に、耳を傾けてみると・・・
「これ、 何が食べたんだと思う?」
「俺よ」
「えーーー?!?!」
「あ、冗談 冗談」(笑)
「見てー骨があるよー」
「鳥が、食べたんじゃない?」
「これ、さかな?」
「いや、ヘビじゃろう」
「うなぎじゃないん?」
「うなぎは、水の中のものじゃけー、外には来れんよ」
(側溝を見て)「雨が降った時に水が増えて、出てきたんじゃろう」
「そうかぁ?・・・」
「ひっくり返してみようやぁ」・・・・・・・・
いろいろな意見を友だちと言い合う姿は、さすがに年長だなぁ
「みんなに見せてくるーーー!!」
自然界のありのままに触れることが、少なくなっている今日この頃。
暗に大人が整えてしまわなくて、よかった・・・
いろいろな子に見せたあとは、花壇の端に置き、「なまんだーぶつ、しといた」・・・と。
また、別のところでは、モリアオガエルに餌やり。
生き餌でないと食べないことを知っているのか、ピンセットに蜘蛛を挟み、ゆらゆら
揺らしながら、カエルの口元へ・・・
しかし、当のモリアオガエルは・・・?
脱走?
キャーーー、待てーーー
ひまわりのタネとり
きれいな花を咲かせてくれたあとは、楽しいタネとり
その他、葉っぱに何の卵?ウスバカゲロウ???・・・
また、あるところでは、ミノムシも。
子どもたちの目は、生き物探知機が、ついているの?
もしくは、GPS機能で受信しているの?
とでも、思わされる程、次々といろいろな発見をしてきます。
そんな子どもたちに感心させられた
2学期二日目の出来事です!!!