2020.06.29

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2020ビオトープ観察会(第1回目)

2020年 6月

幼稚園では、ビオトープの施工をしてくださった
カジオカL.A.さんの計らいで、
今年度も、無事にビオトープ観察会を
開催することができました。

生き物好きな子どもたちも多いので、
当日をとても楽しみにしていました。
?
これは何でしょう?

(豊年エビ…といいます。タキンギョとか、
オバケエビとも言われているそうです。)

見て~このイモリのおなか…まっかっかだね
その通り!赤腹イモリです

?
「先生 これなんですか?」
会が始まる前から、お見えになった
講師の先生たちを取り巻き、質問をしたり、

持ってきて下さっていた生き物を
食い入るように
見たりしていました。
?

ビオトープの中にいるひとつの生き物を
みんなで目で追い、何やらおしゃべり…
年長さんらしい姿です。

今日の、生き物の調子はどうかなぁ?
(おっとっと…、落ちないようにね…)

さぁ、園長先生のあいさつで 会の始まりです。

梶岡先生に、高村先生、

清田(せいた)先生に、葉名(はな)先生

講師の先生方のお話が始まると…

子どもたちの顔が一気に締まりました。

生き物が大好きなので、
いろいろ触ってみたくなる子どもたちですが…

危険な生き物もいっぱいいるよ!

いろいろいるんだねぇ…こわいねぇ…

?

それぞれの生き物の特徴と、
もしも、刺された場合の処置の仕方を
教えてくださいました。

自分の身に降りかかることなので、
子どもたちは、
とても真剣に耳を傾けていました。


葉名先生は、ミミズの専門のお話

例年、シーボルトミミズと言って
巨大なミミズを見せてくださるのですが、

今年は、これ!なんでしょう?
?
「ミミズ!」 正解!(笑)

正解は、イトミミズとシマミミズでした。
その違いも説明してもらいました。

<豆知識>
イトミミズは、畑の中で、
シマミミズは、食べ物の残飯の中で、
エサを探すんだそうです。

さわってごらん…

ヘビの抜け殻も見せてくださいました。

ペットボトルに入れた生き物を、じっくり観察

日頃は、ビオトープの生き物をこんなに間近では
なかなか見る事ができないので…

興味津々での、観察会となりました。

清田先生は、池の生き物の仲間について
お話してくださいました。

ヤゴやトンボは当園でもすっかりおなじみ
ビオトープを設置して以来、当園にオニヤンマが
よくやって来るようになりました。

さぁ、ここからは少しマニアックですよ!
お家の方々どれくらいご存知でしょうか?
ヌマエビにコオイムシ、マツモムシにゲンゴロウ…

しかし、最近は、タガメやミズカマキリなど
自然界では少なくなっているようです(>_<)

わっ、清田先生 何に変身???
わたしは、メダカです。
メダカは、身体に対して、
目がこんなに大きいのです!

子どもたちは「え~~~~~!!」とびっくり。
だから、みんなのことがよ~く
見えてるんだよ~と。

最後は生き物を放流させていただきました。
付属幼稚園に、また新たな友だちが仲間入り!

年長児だけの質問タイムです。
?

それについても、丁寧に答えてくださいました。

<講師の先生のお言葉>
当園のメダカなど、割と上の方で泳いでいますね…
生き物は危険がないことが分かって、
安心して泳いでいるからこそ!
きっと、子どもたちが日頃、
やさしくやさしく

接してくれているからでしょう…

…ととてもありがたいお言葉も戴きました。

ビオトープは、今、毎日の保育の中で
とても大切な環境の一つとなっています。

心を込めて維持管理をして下さっているおかげです。
講師の皆様、本日は本当にありがとうございました。