2020.11.20

全体

年長

ありがとう、さようなら

2020年 11月

製作活動も含めて、約一ヶ月、
お家の方に見てもらえた満足感と共に、
作品展が終わってしまいました。

通路やホワイエ・たんぽぽの教室を
ずっとこのままというわけにもいきません。


年中・年少のエリアは、一足早く、
作品にお別れをして、
寂しいけれど、解体の運びとなりました。

年長児の作品展示のおばけやしきでは、
年中さん・年少さんを遊ばせてあげた達成感を
120%味わった年長児です。

ここも、解体の運びへ…
しかし、そのことを伝えるのは何とも
心苦しかった担任です。

しかし、子どもたちだって、いつまでも
置いておけるとは思っていなかったようで、

最後に泣く泣く、力を合わせて作った
協同製作にお別れをしました。

年長児にとって、
このおばけ・妖怪たちに対する思いは、
魂が宿っている…と言えるほど、
存分に愛着を感じているのが伝わり、

子どもの後ろ姿を見ていると、
泣けてきました。

こんな想いを持てるまでの、
作品に出会えたことを嬉しく思いました。

年長児のおばけたちが、いなくなることを聞いて
年中さんも、お別れがしたい…と。
さよなら…バイバイ…(涙)

「このおばけたち、どこ行くん?」
「さぁ、どこだろうね…?」

「わかった!違うおばけやしきに行って
違う人を驚かすんじゃろう!」

年中児にとっても、年長さんのおばけたちは、
しっかり魂の込められたもの…と、
感じとっていたようでした。



いよいよ、解体にとりかかった年長さん

あんなに時間をかけて作っていったのに…
片付けの時間は…あっという間(>_<)

また、ここでも友だちと一緒に
力を合わせて活動を進めていく年長児、

6体のおばけたちのことは、
年長児全員で、心のカメラにパシャリ☆彡
と、おさめておきました。


規模縮小の作品展示ではありましたが、
活動してきたことに改めて、
大きな意味が見いだすことができました。

子どもの心には大きな宝物を
残してあげることができたのでは…と、
心揺さぶられる思いでした。

年長児、ありがとう…(涙)