2021.08.24

全体

職員の研修③

2021年 8月

幼稚園では、県主催の研究協議会に
オンラインで参加しました。

オンライン講演での、講師は、
当大学短期大学部教授 七木田方美先生でした!

講演内容では、
当園の『こんなことがあったよ』のブログも

引用してくださいました。

当園の保育内容や子どもの育ちについて、
理論も交えながら、お話し下さったのですよ!

(卒園児のアルバム渡しの様子)

『新型コロナウィルス感染症対策にも配慮した
 幼稚園 保育所 認定こども園の活動』と題しての講演。
?

各幼稚園の事例研究発表されました。
チャット形式での質疑応答
(時代が進んでいて…(>_<))

どこの園でも、感染拡大予防に努めながら、
活動や行事縮小中止をせざるを得ない状況。

その中で改めて、
子どもの発達に必要な体験とは…?
子どもに何を体験させたいか…?
どんな子どもに育ってほしいか…?
ということに、他園でも、頭を悩ませながら、
試行錯誤しながら、考えを深め
保育にあたっている様子がうかがえました。

七木田先生の言葉で深く印象的だったのは、
『コロナ禍だからこその
レジリエンス
ネガティヴケイパビリティー』
という言葉でした。

レジリエンスとは、回復力・復元力、
ネガティヴケイパビリティーとは、
答えの出ない事態に耐える力

そういった力は、
自分一人で頑張って備わるものではないのだ
と実感しました。
他園の頑張りを知り、私たちもとても
元気づけられた研修会となりました。

子育てを頑張っておられるお家の方々!

私たちはお家の方と一緒に、痛みやしんどさ、
悩みや不安も分かち合って、
レジリエンス、ネガティヴケイパビリティーが
育ち合う関係になれるといいなと感じています。

最後に研修会をしめてくださったお言葉。
またこれも、グッと心に響く言葉だったので、
掲載させていただきます。

ニーバーの祈り

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)