2025年　11月

今年の秋は駆け足で通り過ぎていったように思います。
子どもたちも、上着を着て登園する子が増えてきて、
冬の訪れを感じさせます。

「食欲の秋」とは、よく言ったものです。
人も動物、寒くなる前に冬眠する動物のように
食欲が増すようです。

幼稚園の子どもたちも、
お芋パーティで収穫したお芋をたくさん食べました。


たんぽぽ組さん、年少さんはお代わりが
大人気だったようです。

自分たちで収穫したものを、
みんなで食べる喜びを感じたことと思います。

年中さんは、園舎の裏にある渋柿を採って、
熟したものを食べたり、干し柿にしたり。

渋さと甘さの両方を舌で、感じたようです。

年長さんは、管理栄養学科の給食をいただきました。
学生さんたちが栄養計算し、
朝早くから作った給食は、
野菜もふんだんに使われていました。

大人から見ても
「ちょっと食べにくいかな」「残す人多いかな」
と思いました。
しかし、野菜が苦手な子も一口食べてみたり、
時間いっぱいまで、完食しようと野菜を口に運んでいたり、
さすが、年長さんだなあと感心しました。

作ってくれた人への感謝の気持ちを持ってくれたようです。

幼稚園の子どもたちにとって、
秋はいろいろな「食」に出会うことができる
季節だったようです。

出会うことによって、
「おいしい」「大好き」になることもあります。

年末年始、おいしいものがたくさん。
いろいろな「食」との出会いがあると、いいですね。

（園　長　中　井　由　里）