2026.05.19

全体

見上げる空、交わす言葉

2026.5.

飛行機が空を飛んでいるのが見えて、
年中のAくんが
「あの飛行機、どんな高さで飛んでるんかね?」とつぶやいた。

Aくんの疑問に感心しつつ、
「そうねぇ、10,000メートルぐらいかね?」とつぶやき返す。

すると、すかさずAくんは「宇宙とどっちが高い?」と、
さらに突っ込んだ疑問を投げかけてきた。

そんなAくんにいっそう感心し、
「そりゃぁ、宇宙でしょう。
だって宇宙は目に見えないけど、
飛行機は目に見える高さなんだもん」と答える。

すると、そのやりとりをそばで耳にしていた
年長のBくんが言った。
「え~? じゃぁ、なんで月は見えるん?」

私は思わず「……」と言葉に詰まってしまった。
なんという鋭い観察力?!

子どもたちはやがて、
「お月様がとっても大きいから」とか
「太陽の光が当たって光っているから」という理由を
知ることになるでしょう。

そして、疑問に思っていたことが分かった時、
どんなに嬉しいでしょう。
そう想像するだけで、胸が高鳴りました。

それにも増して、子どもたちとこうやって言葉を交わしながら、
ゆったりと流れていく時間の尊さを、
改めて噛みしめた一コマでした。