2026.10.08
全体
年中さんの遠足で
2026年 10月
年中さんの遠足にお供させていただきました。
バスに乗って出発するやいなや、
「バスの中でお茶飲まないでね」という
A君の声が聞こえてきました。
さらに続けて、
「いつも(バスに)乗らないから
知らないでしょ?」と。
普段バス通園をしているAくんが、
徒歩通園のお友だちに話していました。

その後も、
「バスの中で歌も歌わないでね」とAくん。
「どうして?」
「うるさいから。でも、
このくらい(の声)はいいよ」と、
自分が話す声の大きさで
お手本を示しながら説明していました。

「先生、先生もだよ!
知らないでしょ?」という言葉も飛び出し、
公共のマナーやルールが
自然と身についている姿に感心させられました。

また、離れたところに座っていた担任を
「先生~」と呼び、
「今日、晴れて良かったね」と話しかけるA君。
「先生、途中で寝たら起こしてあげるね!」と
気遣ってくれるBちゃん。
担任と子どもたちのあたたかいやりとりから、
日頃の園生活の様子が目に浮かんできて、
とても気持ちが和みました。
遠足バスが高速道路に乗り、
トンネルに突入した瞬間、
子どもたちから一気に歓声があがりました。

トンネルの明るいライトが目に入ると、
「ナイトサファリみたい~!」
スピードを上げて流れていくライトを見て、
「流れ星みたい」「宇宙みたい!」と、
きらきらした歓声とともに、
子どもたちの豊かな感性が爆発!
素敵な言葉が次々とあふれ出てきました。
目的地の広島市森林公園が近づき、
こんちゅう館が見えてくると、
「前、こんちゅう館に行ったとき、
お姉ちゃんの頭に蝶が止まったんだよ。
たぶん、花の蜜の匂いがしたんだと思う」と、
以前の経験を楽しそうに話してくれる子もいました。
森林の中を通るバスの窓から、
木々の合間に街が小さく見えたときには、

「やっぱり、山って高いわ~」
「幼稚園のさくらの森より高いね」と、
お友だち同士で
気づきを伝え合う声も聞こえてきました。
森林公園に到着し、
バスから降りて開口一番、
「すごい絶景!!」と言葉を発した子も。

歩く道々では、
「先生~、こんちゅう館に入るとき、
『レッツ、ゴー!』って言おうや」と
提案する子の声に、クラスのみんなが
口々に「レッツ、ゴー!」と応じ、
その場で事前練習が始まりました。

お友だちとこうして
心を通わせながら毎日一緒に生活する中で、
クラスとしての団結力のようなものも
しっかり育っているのだと感じとれました。
また、思いがけない場所で
カマキリに出くわしたときには、

「(カマキリが)一緒に遊ぼうって
言ってるんじゃない?」という、
子どもらしい可愛い一言も。

年中さんになって、ちょうど半年。
言いたいことがのびのびと言える安心感。
自分が話したことに、
周りのお友だちが耳を傾けてくれる
という信頼関係。
今回の遠足では、
そんな子どもたちの会話を通して、
たくさんの「育ち」を実感することができました。