2026.10.19

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年少

「年少の遠足、バスの中での笑いと驚き」    

2026年 10月

先日の年中組の遠足に続いて、
今回は年少組さんの遠足にも
お供してきました。
普段は子育て支援の教室で過ごしている私。
久しぶりに年少組の子どもたちに囲まれて
長い時間を過ごせることに、
出発前からワクワク。
そんな私の浮かれた(?)気持ちを
見透かすように、バスの中では
年少さんたちの鋭いツッコミと、
可愛い会話が炸裂!
バス内で繰り広げられた、
くすっと笑える微笑ましいエピソードとは・・・。


「おやつはまだよ!」
バスが発車するやいなや、
私が「さあ、出発!!
「おやつ食べましょ!」と子どもたちに問いかけると……

返ってきたのは、真顔での
「お弁当食べてからだよ」という冷静な一言。

お楽しみの順番をしっかり理解している姿に、
思わず背筋が伸びる思いでした(笑)。


「動物園にネコはいる…?」
遠足に向かう道中、
「わたし、(動物園で)ネコ見るの、楽しみ~」
とわざと呟いてみると……

「え~~~?!いない いない(笑)」
「じゃぁ、犬!」
「もう~~、先生ったらぁ!
動物園にはどうぶつがいるんだよ!」

と、丁寧に教えてくれる子のそばで、
「先生、何言ってるの?」と言いたげな表情で
ゲラゲラ笑う子も。

子どもたちにとって
「犬・ネコ」は身近なペットであり、
「動物園の動物」とはしっかり
区別されているんだなぁ、
と子どもたちの認識に感心してしまいました。


「うみだ〜!」
窓の外に大きな太田川が見えてきたので、
私が「うみだ~」と声を上げてみると、

「先生、これは川だよ」
「ばぁばの家のところのポートピアの、
きれいな水のところが海なんだよ」

と、自分の経験と知っている言葉を
フルに駆使して、
「海とは何か」を一生懸命に説明してくれた子がいました。
子どもの目から見る太田川は、
きっと海のように広大に見えるはず。
それでも「決して海ではない」と言い切る姿に、
日頃の経験がきちんと
知識になっていることを実感しました。


「離乳食、はじめたんよ」
ふと後ろの座席に耳を傾けると、
何やら大人びた会話が聞こえてきました。

Aちゃん「りにゅうしょく、はじめたんよ」
Bちゃん「わたし、もうはじめてる」
実は、二人とも
生後半年になる赤ちゃんのお姉ちゃん。

その口調はまるで本物のママ同士の
会話のよう。
思わず吹き出してしまいました。

「働く車、知ってるよ」
信号待ちの窓から働く車が見えると、
車内は大興奮!

「高所作業車だよ」
「古いおうちを壊す働く車もあるし、
木を壊してトラックに乗せる車もいるんよ」

「ダンプカーもショベルカーもいるよ(働く車だよ)」


普段なかなかゆっくり話す機会のない私に、
きょうだいのこと、知っていること、
経験したことを次から次へと
キラキラした目で話してくれる年少さん。
その語彙の豊かさに、
大きな成長を感じずにはいられませんでした。

「何ぐも?」
帰りのバスの中でのこと。
窓の外に見えたきれいな雲をカメラで撮影していると、

「何撮ってるの?」と声がかかりました。
「雲だよ、きれいだな~と思って」
「何ぐも?」
「……(あ、種類を聞かれた!)」
予想外の鋭い質問に
返す言葉が見つからず、
「……わたがしみたいだから、わたがしぐもかしら?」
とたじたじな私。



最後に、朝の会話、憶えているかな?と
「やっぱ、ネコさん、いなかったわね(笑)」
と言ってみると、

「さすがにいないでしょ」
と即答されてしまいました。

子どもたちとのやりとりは、
心から楽しく、私に幸せな時間を
プレゼントしてくれたようでした。


発せられた大人顔負けの言葉の数々。
その姿に大きな成長を感じると共に、
その成長のもとには、
ご家庭でのあたたかい会話が育んだ、

豊かな日常があるのだと、
その様子が目に浮かびました。