2019.12.24

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重機の見学に行ったよ

2019年 12月

今学期も押し迫ったある日、
大学の施設課の方より、
お誘いを受けました。

そのお誘いとは…
大学3号館建て替えに伴う、解体工事のための
大きな重機見学でした。

早速、出掛けてみました。

年長児は、向かいの4号館の建物内、
高い場所から見学しました。

年少児は、防音シートに囲まれた
正面から見学しました。

初めは、二台の重機が仲良くお仕事している
かわいらしい雰囲気でした…

「すごいね」
「はたらくくるま、かっこいいね!」

などと、ほんわか見学していた子どもたちです…

ところが、次第に重機は、
本領を発揮し始めました。

油圧ショベルの先に、はさみ状の
アタッチメントを取り付けられたものです。

このはさみ状のものが、
どんどん解体を進めていきます。

?

その様子に、先ほどまで笑顔を見せていた
子どもたちも一気に表情が硬くなり…


重機の働きぶりを、固唾を呑んで見守ります。

あまりの迫力に近くの友だちと
無意識に手を繋ぐ子もいれば、
怖くて涙、涙の子までいました。

あっという間に、この状態から、

このような状態に変わっていきました。

これらの重機は
かなりの高額の物らしいのですが、

さらに重要になるのが、
これを操る職人技のようです。

今回は、操作されている人物までは
見学できなかったのですが、
『本物に触れる』こと
『その道の、プロの存在に触れる』と
いうことは
子どもにとって、
とてもよい経験だと思っています。

「泣くほど怖い」ということも
大きな大きな心の経験でした。

見学の機会を下さった施設課の方にも、感謝です。