2016.10.31
未分類
作品展
2016年 10月
幼稚園作品展では、その年の子どもたちの興味関心をもとに、
題材を選んで進んでいきます。
木の実拾いなど楽しんできた年少児は、『森のケーキ屋さん』
紙粘土をスポンジケーキに見立てて、生クリーム(ボンド)たっぷり
おいしそうな木の実のケーキを作りました。
たくさんのパティシエたちがお出迎えです!!
作品展に向かって・・・ではなく、
成長過程もわかるように一学期からの作品も飾りました。年中児では今年、昆虫や水生動物に関心を示す子も多く、
一学期からオタマジャクシやカエルを作って遊びました。
そういうこともあり秋の遠足では、昆虫館に行きました。
作りためたものと、昆虫館で新たに刺激を受けて作った作品を併せて展示しました。
大きな思い思いの木に、蝉がみんみん鳴いています
梅雨時期に作った雨の大好きな生き物たち
夕焼けの空にとんぼが飛び、見上げる子どもたち・・・
子どもは見えなくても、心を込めて表現して楽しむ
子どもの息遣いが聴こえてきそうです・・・
年長になると、行事に対する意識や思いが大変強くなり、
「作品展では、こんなお部屋を作りたい」
「前の年長さんは、こんなお部屋作ってたよね?!」などという話題が
会話にのぼるようになります。
そこで、まずテーマを決めから子どもたちと話し合いのもと進んでいきます。
さまざまな提案のあるなか、決まったテーマは『ひじやまアイランド』
宇宙・お家・お花畑・海・迷路・・・
話し合いで絞り込み思いを総合したテーマとなりました。ロケットの内部は機密事項となっていますが、特別にお見せいたしましょう・・・
年長児ともなると、今までの経験から、
さまざまな素材があることが分かり、
それらを思うままに
扱いこなしていくことができます。
カラーホイルや、段ボール、様々な廃材など
色々なものを組み合わせて
構成された空間は何とも圧巻です・・・
外から見ると何とも怪しげな「島」ですが・・・
島の中はお家となっていて、
外側からは想像しにくいメルヘン的な内装、凝っていますよ
お部屋からは、何と秘密の通路があって、トンネルをくぐって出られる仕組みです。
よく考えたものです。
どの作品にも、子どもたちの思いがたくさん詰まっています。
子どもたち一人ひとりが何に興味を持ち、どんな思いを持って、
時に試行錯誤しながらも、どう考えどう取り組んだのかを感じながら
作品をご覧になってくださったことと思います。
ありがとうございました。