2021.09.30

全体

先生、見てごらん

2021年 9月

登園してきた子どもから、開口一番!!

「先生、見てごらん 青空がとってもきれいだよ」

その子どもの発することばの美しさにつられ、
テラスに出て、空を見上げてみると……

本当に……美しい……
いろいろと角度を変えて見てみると…
たくさんのうろこ雲も…。秋ですね。

?
それにしても、子どもの朝のその一言。

朝、お家の方に「〇〇ちゃん、見てごらん…」と、
声を添えられたのかもしれません。

もしかすると日頃から、お家の方とのやりとりが、
子どもと大人の共同注視に溢れた
毎日なのかもしれません。

共同注視とは、二人が肩を並べて、
一つの対象を眺めるということです。
そうして、同じものを見て、感じることで、
二人の間に共通の認識が流れます。

子どもの成長と発達にはとても重要で、
その共同注視の頻度が、
子どものコミュニケーション・言語獲得にも
相関があるとのことです。

……そんなに難しく考えるのではなくて(笑)、
単に、この青空・このうろこ雲を見て、
感じる心のみずみずしさを失いたくないものだと
子どもの朝の一言には、ドキリとさせられました。