2023年　12月

ある日のこと。
「せんせい～、ちょっと来てや！！」
「どうしたの？」
「いいけ～、こっちこっち」

血相を変えて呼ぶ子どもたちに
ついて行ってみましたが…キョトン…？

しかし、子どもの目線をたどってみると……

「え～～～～～？！　　なんで？！」

すっかり葉が落ちたイチジクの木に
一つの実と、一枚の葉…

「じゃ、ざくろの木、行ってみよっ！！」

「残念…ざくろには、実がついてない」
何の気なしに枝を揺すると、葉がパラパラパラ…
見ると、地面には、たくさんの落ち葉。

「ハハハ、おもしろい、もっと揺すってみよっ」
「秋だから、葉っぱがたくさん落ちるんだね」

「そうだね～、この木（ジューンベリー）は、
葉っぱがもう、一枚もないよ！」

「あれ？、でも、もみじはたくさん葉っぱが残ってる！」

「ほんとだ～、なんでだろう？」

残っていたイチジクを発見したことから、
次から次へと、『不思議』を発見していく子どもたち。
なんと忙しいことでしょう…(笑)

最初のイチジクのことなんて、
すっかり吹きとんでしまっているようでした。

子どもの『不思議』に乗っかり、
頭にたくさんの？を浮かべながら、
『一緒に発見する喜び』を味わっていきたいです!(^^)!