2024年　5月

入園・進級から3週間が経ちました。
年中・年長さんは広い園庭の隅々まで探索し、季節の変化を感じ取っています。
年少さんは、砂や草花に触れたり、園庭を走ったり、
新しい環境に徐々に慣れてきているようです。

園庭の自然は子どもたちの想像力をかきたてる素材の宝庫です。

プラタナスから落ちてきたフワフワの毛。
たくさん集めて「これ何？」と聞くと、
「それ、鹿の毛じゃない？」
思いもよらない返答に
「そうか～（あなたはそう思ったのね）」としか返せませんでした。
なぜそう思ったかは、わかりませんが
『鹿の毛』という発想には大人のそれを
はるかに超えたものがあり、脱帽！でした。

幼稚園では、どの先生も、
子どもたちの『発想』『思い』『言葉』を大切にし、
まず表現してくれたことに感謝の心持ちで接します。
そこから、信頼関係が築かれ安心感が生まれてきます。



子どもたちの『いきいき・のびのび・どきどき』の心が育つよう
願いを持って過ごしています。

（　園長　中　井　由　里　）