2025年　4月

今年は「花冷え」の日が続き、
園庭の桜が年中組、年長組の進級を
待っていたかのように咲いています。

年中組さんは、下園舎で過ごすのを、
年長組さんは、先輩となることを楽しみに、かつ、
期待を膨らませて、登園してくれることでしょう。

子ども たちのにこにこした笑顔を見ることを
楽しみにしています。

春休み中に、ある保護者の方が、
お話してくださったことがとても印象に残って います。
「子どもたちと、毎日話したりご飯を食べたり遊んだり・・・。
そんなたわいもないことが、かけがえのない幸せと思える」
と話されました。

親として大人とし て生きていく中で、
「もっと、こうだったらよかったのに･･･。」
「こんなふうに育って くれたらよかったのに･･･。」と
現状を嘆いてしまい、
落胆してしまうこともあるかもしれません。

しかし、毎日の小さな出来事を
「幸せ」と思えることで、
ともに過ごす子どもはゆったりとした心持で過ごせ、
笑顔がたくさん増えてくると思います。

私自身、子どもと保護者の方と職員と、
過ごせること、笑い合えること、語り合え ること、に
幸せを感じながら、今年一年間を
過ごしていきたいと思っています。

一緒 に「幸せ探し」をしていきましょう。
今年度も、よろしくお願いいたします。

(園長　　中井 由里)