2025.05.28

全体

2025.5.28.園だより

2025年 5月

幼稚園の正門までの坂道を上がると、
木々のトンネルからのマイナスイオンが
降り注いでいるようで、
思わず立ち止まって見上げることがあります

大きな栃の木は、
幼稚園に来る人みんなをあたたかく迎えてくれています。

ぜひ、皆さんも立ち止まって見上げてみてください。

園庭のビオトープには、
アカハライモリが生息していたようです。
在園の保護者の方、詳しくは、
コミ ュなびの年長組「大事件」をご覧ください。

いろいろな生き物が生息するビオトープ で、
様々な出会いが生まれているようで、
子どもたちの感性が刺激されていると感じます。

せっかく捕まえたイモリを
飼いたい子どもたちから出てきた言葉は、
ビオトープに返してあげたい担任の思いを
上回る説得力のあるものだったようです。

「餌 はとってきてあげる」
「図鑑に簡単に飼えるって書いてある」などなど・・・。


思い を言葉にしていく作業を重ねていったようです。
言葉が出てくるための第一歩は、
多様な経験から伝えたい思いを持つことだそうです。

園では、人・もの・ことから、
出てくる思いや考えを聞き、
丁寧に返していきたいと思っています

ご家庭でも、立 ち止まって木々を見あげるように、
ぜひ立ち止まって子どもの言葉に耳を傾けてみ てください。

子どもたちのつぶやきは、
木々の青さよりもみずみずしいと思ってい ます。

(園長 中井由里)