2025.06.08
全体
未就園児
「だって イヤだ」子ども同士のかかわりの中で
2025年 6月
※本文と画像は関係ありません。
すくすく広場に参加くださるみなさん。
在園児が大勢いる園庭で、よく遊ばれます。
すくすく広場が終了して、
帰りかけたお母さんが、
広場に戻ってこられました。
「さっき、大型遊具(スーパートレイン)で
すくすくの子どもさんが遊ばれてて…」
そのお母さんは、先ほど目にした
子ども同士のやりとりを、話し始められました。
年中さんが、遊び場として使っていた
スーパートレイン。
そこにすくすくの子が入っていったよう。
すると、年中さんは、
「ここは(自分たちが使っているので)使ったらダメよ」
と言葉を発したらしい。
当のすくすくの子は、年中さんの言葉に
我、関せず…で遊び続けている。
そこへ、年長児がやってきて
「そんなこと言ったらダメよ」と。
年中さんは、「だって、イヤだ」と反論。
「これはみんなのものだから、みんなで使わないといけないんよ」
年長さんが、年中さんを諭す場面に遭遇した……
ということでした。
年中さんの心の中には、
言葉にできなかった言い分があったと思います。
それらも含め、そのやりとりを
「感動した……」と
両手を胸にあてて話してくださった保護者。
園庭の遊具、ビオトープ、さくらの森…
なにもかもが魅力的に映り、
好奇心旺盛に向かっていく未就園児さん。
仲の良い友だちと、好きな空間で気持ちがつながり
少しずつ豊かになってきている年中さん。
友だちとたくさんの経験を積み、様々なことを
考え、感じとりながら過ごしている年長さん。
いろいろな子どもたちがまじわる幼稚園。
すくすくの保護者の方にも
温かく見守られている子どもたち。
幸せです。