2025.07.31

全体

避難訓練 (土砂災害時)

2025年 7月

幼稚園で定期的に行っている避難訓練。
7月は、土砂災害を想定した訓練でした。

大雨が続き、幼稚園近くの山が崩れ、
土砂災害の危険があるという設定です。

一次避難場所まで、
速やかに避難することができました。

担任の点呼、報告は、とてもスピーディーです。

『土砂崩れ』の時、ここにいては危険です。

これから、安全な場所(大学構内)まで避難します。

おうちの方に連絡できるように、
園長は、連絡票と携帯電話も持参します。

クラスごとにまとまって、
「お」「は」「し」「も」を守り
移動していきます。

子どもたちは、危険な状況を想像し、

身を守るために必要な訓練だということを
感じとっているようでした。

ここが、幼稚園から最も近くて安全な
二次避難場所、大学10号館です。

全園児、みんな無事に避難することができました。

「本当に、大変な災害が起こった時には、
おうちの方が、ここまで迎えに来てくれます」

「『もしも…』の時には、ここで待ち合わせしましょう」

園長先生の話にホッとした表情の子どもたち。

満三歳、たんぽぽ組のおともだちも、
みんなで一緒に、はじめての避難訓練
よく頑張りました!

「みなさん、今回の訓練では、
真剣にテキパキと行動することができました。」  

無事に訓練が済んで、ほっと一安心
教室に戻りました。

帰る道々、年長さんは、
幼稚園の周りの環境を見ながら

「もしも、この斜面が崩れたら…」とか、

「もしも、この木が倒れてしまって
避難通路がふさがれたら…」など

先生と一緒に、色々なことに思いを巡らせ、
会話する姿がありました。

実施訓練だけでなく、集いの場でも、
大切なことを話し合う場を設けています。

何もないのが一番ですが、
『もしも』に備えておくというのは、
命を守るために必要なことです。

いざという時に安心して行動できるよう、
折りに触れて、子どもと共に考えていきたいです。