2026.10.07
全体
「これ、なんだと思います?」
2026年 10月
職員室からは、年中・年長の教室の
入り口の扉が見渡せます。
一番奥にある年長の教室の扉に、
段ボールで作られた何かが、
何枚も吊り下げられているのが見えました。
「あれ、なんだろう……?」

不思議に思って、
教室の前まで見に行ってみました。
(忍者屋敷の鳴子(なるこ)のようなものかしら……?)

すると放課後、そのクラスの担任の先生が、
「これ、なんだと思います?」と
うれしそうに画像を見せてくれました。
画面に映っていたのは、
まさにあの教室の前の段ボールです。
「忍者屋敷の鳴子かなと思って見ていたのよ」
と答えると、
「ブー!吊るすタイプの虫よけなんですって!」
とのこと。
思わず絶句……!
「よく見てください、
蚊取り線香が描いてあるんですよ」

確かに、よく見ると渦巻き模様が……。
夏の終わり、さくらの森にもビオトープ付近にも、
蚊がたくさん出ているなと思い出しました。
年長さんの観察力と発想力に感心していると、
担任の先生がさらに続けて、
「子どもたちが『これに、虫よけスプレーを
吹きかけておいてね!』
って言ったんです」と教えてくれました。

形としての「虫よけ」を作ってはみたものの、
それだけでは効力がない。
ならば、そこに本物のスプレーを吹きかけて
効力を持たせよう、というわけです。
「段ボールの虫よけに、
本物のスプレーをかける」という、
なんとも賢くて可愛らしい解決策に
大笑いしてしまいました。
それにしても、形を真似るだけでなく、
「どうすれば本当に虫をよけられるか」という
現実的な効果まで想像して工夫する年長組さん。
その思考力にも、脱帽…。

生活の中の「困った(蚊が多い)」を
自分たちのアイデアで解決しようとする年長さん、
さすがです!
これでさくらの森やビオトープの蚊も、
一網打尽かもしれませんね(笑)。